アルビノ
ほんとの気持ちはどれだろう。
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不登校になって数回、手続きのために学校へ行った。
いつもと違う時間に職員用の入り口から入る、あの緊張感。
遠くから聞こえる先生や生徒の声。
廊下ですれ違う時に、少しだけ顔色を変える人。
苦痛だった。
普通に登校するより、数倍疲れた。

1度、父もついてきてくれた事がある。
人と話すことに慣れているせいか、
営業口調のように軽く淡々と話す父。
内容はあまり覚えていない。とても時間が長く感じた。

「この子はまぁ、よく言えば繊細なんです。
 悪く言えば我侭で。
 えぇ、我侭なだけなんですがね」

人前と言う事で謙遜もしたんだろう。
本音じゃなかったかもしれない。
でも私は固まってしまった。
爪を手に深く食い込ませたまま、足元を見たまま。

父が私の事をそう思っていたなんて。

その後、帰りの車の中で母がこっそりフォローしてくれた気がするけど、
よく覚えていない。
直後はそれ程ショックを受けたとは判らなかった。
ただ、学校へ行った疲れがどっと押し寄せていたから。

父は母以上に大らかな人だ。
私の言葉を使っていいのなら、デリカシーが無い人。
傷つくような言葉もずばずば言うし、
してほしくない事だってはっきり言わないと止めてくれない。

父のその言葉は、後になってじわじわ染み込んできた。
「私は我侭」
それまで、そう思った事は無かったのかもしれない。
でも確かに、私は我侭だ。

あぁ、確かに私はただの我侭で不登校になったんだなぁ。
だって、全く楽しめなかったわけじゃないし。
辛いと言っても、頑張れば行けていたし。
たった3年だもん。ちょっと無理すれば通いきれたよね。

父の言葉に洗脳されてしまったのだとしても、
事実、私は我侭だ。
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